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元お肉屋さんが教える美味しいお肉の選び方

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この記事は2018年1月までの18年間、お肉屋さんをやっていた僕がその経験から得た知識を、思う存分披露するために書き下ろしたものです。

 

美味しいお肉の選び方や、あると便利なアイテムなどをわかりやすく丁寧にお伝えしようと思います。

 

中々表には出ないお肉屋さんの裏側なども交えながら語っていきたいと思います。

 

 

元お肉屋さんが教えるお肉の選び方

 

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どうもこんにちは、元お肉屋のai(アイ)です。

 

本日は僕の大好物であり、得意ジャンルの「お肉」について書いていこうと思います。

 

元お肉屋さんと言うのが気になる方は詳しいことをプロフィール記事に書いてありますので、ご覧頂ければ幸いです。

 

www.inoueatsushi.info

 

スーパーでお肉を買う時の基礎知識

 

大体の方はお肉を買う時ってスーパーのお肉屋さんで購入すると思います。

 

そのスーパーのお肉屋さんによって販売方法は色々と異なります。

 

対面販売のグラム売りの店舗やパックだけの販売店舗などが主な販売方法です。

 

対面販売の場合にはプライスカードと言われる商品名や、グラム単位の値段が書いてあるものに産地などが書いてありますが、製造日などは書いてない場合が多いです。

 

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↑↑こんなやつです。

 

売れ筋商品などはその日のうちに切り出しているので鮮度は良いです。

 

例えば豚の小間切れなど、単価が安く色々なお料理に使えるので回転が早く、その日のうちに製造していることが多いです。

 

しかし、牛肉などの高級な部位になるぼど回転率は悪いので、場合によっては鮮度劣化している恐れもあります。

 

お肉屋さんで販売されているものは、納品されるダンボールや部位ごとにシールが貼られており、しっかりと消費期限が記載されています。

 

気になる方は店員さんに確認するのが一番いいでしょう。

 

パック商品については産地や製造日、賞味期限などが値段とともにシールに記載してあります。

 

その一番下に販売元や製造元の住所が印字してあります。

 

これがどこで製造されたかの表示となります。

 

もし、販売しているお店の住所でなければ工場製造の場合が多いので、その日に加工されて並んだ商品でないのがわかります。

 

これはパック商品の鮮度を確認する上で大事なポイントとなりますので、商品を購入するときはよく確認してみてください。

 

お肉を美味しく食べるためのお助けアイテム

 

ここでは実際にお肉屋さんで扱っていて一般にも販売されているものなど、お肉を美味しく食べるためのアイテムをご紹介したいと思います。

 

お肉をより柔らかくするためのお助けアイテム

 

それがこちらのジャガードと言われる筋切りをするための道具です。

 

ジャカード ミートテンダライザー(48本刃仕様)

 

業界用語で「ジャガジャガ」です。「〇〇をジャガジャガしといて~」みたいな感じです。

 

これは多くのお肉屋さんで実際に使われています。

 

そしてAmazonなどでも一般に販売されている万能器具です👍

 

後ほどAmazonリンクを張っておきますので興味のある方は見てみて下さいね。

 

使いかたはいたって簡単。

 


まるで高級肉!ミートテンダーでお肉を柔らかく

 

動画のようにジャガードでお肉の筋切りをします。

 

たったこれだけ。

 

簡単でしょ♪

 

豚でいえばとんかつ用のお肉や焼き肉用、ブロック肉などある程度形がしっかりしたものなら使えます。

 

牛肉もステーキ用やブロック肉(あまり大きいと筋切りしきれないので注意)に最適です。

 

出来れば豚肉用ジャガードと牛肉用ジャガードと分けて使うことが理想的です。

 

同じものを使う場合は出来る限り洗浄して、消毒してからそれぞれに「ジャガジャガ」することをお勧めします。

 

これは衛生管理上とても大切なので、精肉業では必ず実施されているルールのようなものです。

 

ひき肉をよりおいしく食べるためのお助けアイテム

 

続いてはひき肉をよりおいしく食べるためのお助けアイテムをご紹介します。

 

「なぜひき肉?売っているのでいいのでは?」と思います。

 

確かに精肉コーナーにはひき肉が販売されているので、それを買えばいいだけの話です。

 

しかしここでは「よりおいしく」をテーマにお伝えしたいと思います。

 

精肉コーナーのひき肉は基本、「端材」といわれるお肉を加工する段階で出た余分な脂身やお肉の端の堅い部分などをひき肉専用の機械(チョッパーという)でミンチにします。

 

そして発色や赤身部分を補うために仕入れたひき肉専用の冷凍肉と一緒に端材をミンチにします。

 

一般的にひき肉商品に「解凍品を含む」と記載されているものはこれにあたります。

 

もちろんこれらでミンチにしたひき肉がよくないというわけではありませんが、他の生肉に比べて比較的値段が抑えられるのはこの「端材」を無駄なく利用しているためです。

 

これを端材だけでミンチにすると脂身が多いので脂っぽいひき肉になってしまいます。

 

そのため冷凍肉を使うことで脂っぽさを抑え、かつ、利益がとれる仕組みになります。

 

ひき肉が他の生肉よりもお得に買えるのはこうした形で提供しているためです。

 

そこでよりおいしく食べるために押さえておきたい僕のおすすめアイテムがこれ↓↓

 

ブラウン ハンドブレンダー マルチクイック MQ735

 

ブラウン・ハンドブレンダー マルチクイックです。

 

一般的にミンチ専用のアイテムもあるのですが、ひき肉の為だけのアイテムだともったいないので、僕が家庭で使うのに様々な料理でも活躍出来て、ひき肉も出来るのがこちらのアイテムをお勧めする理由です。

 


ブラウン ハンドブレンダー「ラクでき料理、はじめよう」篇

 

最強です👍

 

我が家でも大活躍しております。

 

ちなみに我が家では奥様が料理担当ですので、こちらの商品を使って調理する方法を僕が偉そうに語ることが出来ないのでは控えさせていただきます(^-^;

 

ただし僕はお肉のカットはプロですので偉そうに言いますw

 

焼肉を美味しく食べるためのお助けアイテム

 

焼肉にはやっぱり鉄板焼きが一番!

 

ということで業務用の鉄板焼きおすすめします…。

 

と言いたいところですが、そんなでかくて邪魔になるものは必要ありません。

 

一般家庭で手軽に調理するなら僕のおすすめは「ブルーノ」です。

 

BRUNO コンパクトホットプレート+セラミックコート鍋+グリルプレート 3点セット (レッド)

 

ご家庭で焼肉を楽しむならこれが一番手ごろで使い勝手が良いと思います。

 

焼肉以外にも様々なお料理に使えるのが僕のおすすめポイントです。

 


BRUNO コンパクトホットプレート

 

実はこれ↑↑お肉屋さんに勤めていた時にも試食販売で使ってました👍

 

その時の使い勝手が素晴らしく良かったので今では我が家でも重宝しております。

 

元お肉屋さんが教える美味しいお肉の選び方(まとめ)

 

今回は元お肉屋の僕がお肉を少しでもおいしく楽しむためのポイントを簡単ですがご紹介させていただきました。

 

☑ 対面販売では鮮度を確認する

☑ パック商品は販売・製造元を確認する

☑ ジャガジャガでお肉を柔らかくする

☑ ひき肉はよりおいしくするアイテムを活用する

☑ 焼肉はお手軽なホットプレートでもおいしく仕上がる

 

お助けアイテムは下記にAmazonリンクを張っておきますので参考までに覗いてみて下さい。

 

ジャカード ミートテンダライザー(48本刃仕様)

 

ブラウン ハンドブレンダー マルチクイック MQ735

 

BRUNO コンパクトホットプレート+セラミックコート鍋+グリルプレート 3点セット (レッド)

 

最後に

 

まだまだ書き足りないことがありますが、長くなってしまいますので機会があれば追記したいと思います。

 

「お肉」を楽しむために少しでもお役に立てれば幸いです。

 

I ♡ お肉

 

今までお肉を提供し続けてきましたが、今度は僕も食べ歩くほうをメインに楽しんでいきたいと思います👍