【これは衝撃的‼】恵方巻は完全予約制にするべきだと思う理由。
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どうも、ai(@ai1974s)です。
毎年恒例のイベントとして全国各地に広まった「恵方巻」。1月上旬には恵方巻予約のための告知合戦が始まります。
その勢いは年々盛り上がり、販売店舗ではここ数年、販売ノルマや大量廃棄などで話題となりました。
今回は、そんな話題の恵方巻を元肉屋歴18年の僕が、バックヤードで見てきた光景なども含めてお話しようと思います。
画像提供元/2/4 恵方巻きの由来と2019年の方角 [暮らしの歳時記] All About
恵方巻は完全予約制にして「販売ノルマ」と「廃棄」を無くすべきだと思う。
今年もお正月が終わり、TVCMでは早速、「恵方巻」のCMが始まりました。
TVCMや店頭での予約の告知も年々早くなっているような気がします。
代表的なTVCMと言えばこちらのイオンの恵方巻CM↓↓
「極(きわみ)」恵方巻。おいしそうですね。力が入っています👍
販売店の苦悩!?大量仕入れや作りすぎによる恵方巻の「廃棄」は無くならない!?
まずは売れ残った恵方巻のその後はどうなるのかというのを是非見てみて下さい↓↓
中々、衝撃的な映像です。リサイクルされるとはいえ、色々な想いで作られた恵方巻は、豚の飼料として生まれ変わります。
恵方巻についてイオン担当者が「廃棄」について話している記事があります。読み物としてはとてもいいことを話していますが、それがちゃんと現場まで届いているかは定かではありません。
イオンは「廃棄物ゼロ」の取り組みを明記しております。是非とも課題への挑戦を続けていってほしいです。
恵方巻の販売当日のバックヤードは大忙し。昨年の売上を超えることが何より大事。
元お肉屋さんだから関係ないように思われるかもしてませんが、そんなことはありません。
スーパーやデパ地下の鮮魚コーナーと精肉コーナーって大体が隣り合わせ。
恵方巻当日は売り上げはもちろん、手の空いている従業員は全て、「恵方巻」応援部隊として持っていかれます。
しまいには作る場所や置く場所が足りなくなると、場所も提供せざる負えません。
店全体が売上第一主義のお祭りモード。昨対を割ろうものなら後日、本部から反省文や今後の改善点などを送ります(これはお肉屋さんはノータッチですが)。
そもそも人口が減っている昨今、何が何でも昨対越えの売上を作らなくてはならない企業文化はどうかと、つくづく会社員時代は感じておりました。
そんな中、画期的なスーパーの広告に目を奪われました。逆に中々のアピールだと思いましたので、下記にその内容を記載します。
その時のニュース記事はこちら↓↓
大手スーパー、大手コンビニさんも是非とも参考にして頂きたいです。
恵方巻を取り扱う大手スーパー・コンビニにおける「販売ノルマ」。
一時期、SNS(主にTwitter)などで、販売ノルマを達成しないと自腹で買い取りを強要される内容のものが、たくさん世に出てきて話題となりました。
僕もお肉屋さん時代は、鮮魚さんが営業に来てましたよ。店内従業員に恵方巻の予約を取り付けるんです。
普段、お付き合いのある従業員仲間なんで、断りづらいんですよ。そして結局数本買っちゃう。これが毎年毎年やってくるんだからたまりません。
正直、正社員として勤めていたお肉屋さんを辞めて何が良かったかというと、イベントごとに各部門から営業を受けることがなくなったことですね(笑)
恵方巻、バレンタインチョコ、うなぎ、クリスマスケーキ、おせち等々……。
ちなみにお肉屋さんって1年を通してイベントらしいイベントって無いんです。しいて言えば「29日は肉の日」ぐらいです。←しかも世の中にそんなに認知されていません(笑)
【これは衝撃的‼】恵方巻は完全予約制にするべきだと思う理由。(まとめ)
どうしても食べたい方は基本、予約します。現場で色々見てきてわかりますが、ちゃんと恵方巻を「縁起物」として楽しみたい方は事前に予約にきます。
恵方巻という行事は今では全国に知れ渡り、多くの方が「節分には恵方巻」というのが定着した今、ある程度の販売実績がデータとして残っているはずです。
販売ノルマや廃棄という様々な問題をクリアするにも、「完全予約制」での販売が理想的だと考えます。
今年も間もなく恵方巻が販売されます。多くの方が販売に携わり、大忙しな日々を過ごします。
「恵方巻」をここまで全国的に広めたのならば「完全予約制」も出来るはずです。
個人的な意見ですが、恵方巻が「完全予約制」として、販売ノルマも廃棄もなくなるよう願いたいです。
最後に
お肉屋さんに勤めていた時、恵方巻に対抗しようと色々とチャレンジしたのを思い出します。
ただ、どんなにあがいても「恵方巻」の日はお魚屋さんにはかないませんでした。
つくづく日本人って「縁起物」や「行事」が好きなんだなと実感したものです。
今は僕も、「縁起物」や「行事」を思う存分楽しんでいます。今年もしっかりと恵方巻を予約して美味しく頂きたいと思います。
いつの日か「食品廃棄ロス」がなくなることを心の底から願います。