まわりみち

逃げ道を断つ!急がば回れ!人生はまわりみち。

海・山・都会・自然、全てが揃っている東京は過ごしやすい。けど…。

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私は埼玉県で生まれ、約40年間を埼玉県で過ごした根っからのダサイタマ人だ。

 

ダサイタマという言葉ももうずいぶんと言われなれたものである。

 

現在は東京都の片隅にあるあきる野市の住人であるが、正直、埼玉となんら変わりない土地である。

 

いや、埼玉よりむしろ、田舎臭さを感じることが出来る。

 

しかし、その田舎臭さがたまらない。

 

ある程度、年を重ねたせいか、山に囲まれた生活も悪くないと思う。

 

東京はそういった意味では、色々と恵まれた環境を持っていると思う。

 

海・山・都会に自然。

 

人工的な部分も多いが、意外と東京都は木々に囲まれた公園も豊富にある。

 

そういった意味では田舎町の手付かずの自然のほうが、場所によっては荒れている場合も少なからずある。

 

人口密集地である東京は、見た目の美しさにもこだわるため、人工的な自然がそれなりに美しく映えるのである。

 

ただし、東京都には海はあっても正直、魅力的な海水浴場は無いに等しい。

 

お台場周辺にはもちろん、人工的なビーチは点在するが、ぶっちゃけ泳ぎたいとは思わない。

 

やっぱり東京近郊の千葉や神奈川のビーチには遠く及ばないのである。

 

結局、根っからのダサイタマ人である筆者は、東京都民になっても海への憧れは根強くなった気がする。

 

東京といっても山側に住んでいるため、せいぜい川遊びが夏の定番となりつつある。

 

なので未だに海への憧れを強く抱いてしまう。

 

もちろん、海なし県出身とはいえ、みんながみんな海への憧れを抱いているというわけではないだろうが、私の周りにはやはり海好きの友人が多かったように思う。

 

ただし、たまにしか見れない海を見ると、少年のように「海だ!海だ!」と未だにワクワクすることが出来る分、もしかすると逆に幸せなのかもしれない。

 

人は時に「ワクワク・ドキドキ」することが非常に大事だと思う。

 

そういった感情によってより心が満たされ、いつも以上に幸福感を得ることが出来るからだ。

 

もしかしたら毎日のように海を眺めていれる環境に置かれたら、その感情すら抱けなくなってしまう自分がきっといるだろう。

 

だから今は海から少し離れているけれど、海への憧れを抱けることに感謝している。

 

そして今は、毎日のように表情が変わる山の自然の景色を、思う存分楽しめていることに感謝したい。

 

最終的には両方の環境を手に入れられるような、素敵な場所が見つかれば移住しようと考えている。

 

そんな日を夢見ながら、今日もせっせと海への思いをはせるのであった。

 

海への憧れ