笑顔で幸せになる⁉「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ。」
スポンサーリンク
スポンサーリンク
皆さんは最近、「笑顔」で過ごせていますか?
嬉しい時や楽しい時は人は自然と「笑顔」になります。
「笑顔」は今その瞬間に「幸せ」を感じている証拠です。
「幸せ」でいられる時、人は自然と「笑顔」になれます。
「笑顔」には「幸せ」になれる不思議な力が存在します。
「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ。」
タイトルにもあるようにフランスの哲学者アランはこのような名言を残しています。
私たち人間は意識して「笑顔」になれます。
「笑顔」になれるということは自ら「幸せ」になれるということです。
アランの『幸福論』は、「くじけることのない楽観主義」が特徴です。
アランの幸福論にはこう記されています。
われわれは現在だけを耐え忍べばよい。 過去にも未来にも苦しむ必要はない。 過去はもう存在しないし、 未来はまだ存在していないのだから。
このことからもわかるように、「今この瞬間」をいかに生きるかということが大事です。
「笑う門には福来る」は本当⁉
日本には古来より「笑う門には福来る」ということわざがあります。
笑う門には福来たるとは、いつもにこやかに笑っている人の家には、自然に幸福がやって来るということ。
「笑顔」あふれるところには人々が集まります。
もしあなたがどこか訪れるにしても、笑顔で出迎えてくれる場所を選ぶと思います。
商売の上でも「笑顔」で出迎えているところには人が集まり、どんどん繁盛していきます。
「笑顔」がなく、不機嫌そうな人がいる場所には人々は寄り付かず、廃れてしまいます。
心に余裕のある人はいつも「笑顔」
心に余裕のある人は「笑顔」の方が多いです。本当に豊かな人は「時間」にも「お金」にも縛られていません。
人はなにかしら気持ちに焦りがあるほど「笑顔」がなくなり、忙しそうな面持ちで1日を過ごしています。
よく考えてみて下さい。
「時間」にも「お金」にも余裕があり、豊かな生活を送っていたとしたら、人の表情はしかめっ面になりますか?それとも笑顔になりますか?
私は後者である「笑顔」で過ごすことができます。
人は笑うから幸福になれる「As if(アズイフ)の法則」
いままで多くの人々は「感情が行動を促す」と考えていました。
しかし今ではその考えが間違いだという科学的な答えが研究によって出てきています。
「人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ。怖いから逃げるのではなく、逃げるから怖くなるのだ。」
アメリカの哲学者ウィリアム・ジェームズはこのように「感情は行動によって生み出される」といい、それまでの常識を覆した人物です。
そしてそれを科学的に検証実験し、26000人の実験対象者をいくつかのグループに分けて、幸福感を高めるために考案された数種類の方法をそれぞれ試したのが心理学者のリチャード・ワイズマン博士です。
心理学者・ワイズマン博士は、この「○○のように行動する→○○な気持ちになる」現象を「アズイフ(のように)の法則」と命名しました。
その実験の結果から「人は幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる」のということが分かったわけです。
詳しくはワイズマン博士の著書「その科学があなたを変える」に書き記されています。
笑顔で幸せになる⁉「幸福だから笑うのではない。笑うから幸福なのだ。」(まとめ)
日本人は「笑顔」が上品である。私はそう思う。
それは日本人独特の「おもてなし」精神が寝付いているからだと思う。
欧米では多国籍民族が多くいるので顔の表情でコミュニケーションと取るのが上手です。
「笑顔」一つとっても日本と海外では考え方が大分異なるのも確かである。
それでも「笑顔」というのは世界中どこに行っても通じる最強の道具(ツール)であると筆者である私は考えます。
科学的にも「笑顔」で「幸せ」になるということが実証されているという今こそ、日本人にはなじみのあるこのことわざ「笑う門には福来る」を実践しましょう。
最後に
今回、「幸福論」というテーマで色々と調べていたところ、椎名林檎さんの素敵な楽曲「幸福論」を見聞きしましたので、こちらにYouTube動画を張り付けておきますので、良かったら見てみて下さいね。
参考書籍一覧
- 作者: リチャード・ワイズマン博士,矢羽野薫
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 5回
- この商品を含むブログを見る